2010年6月13日日曜日

クレオス リニアコンプレッサー L7

L7の簡単なレビュー

実測(西日本 60hz)
定格圧力 (実際塗装してるときの値)
クレオス プロコンBOY WA 0.3mmで0.13MPa
タミヤ HGスーパーファインブラシ 0.2mmで0.15MPa

基本的に圧は絞って使ってるぐらいなので性能は十二分。
自分の場合は0.1MPaが常用圧力で基本この圧で何でもこなすので、
0.3mmのハンドピースと上限1/24の車程度の大きさなら、
これ以上圧あげると逆に風量強すぎて使いにくいぐらい。
なのでもうちょい大きいもの作るか0.5mmでも導入しないとL7の性能は生かし切れてない印象です。
ここら辺は好みの塗料の濃さ、対象との距離、圧、と色々絡んでくるのであくまで参考程度で。
(ラッカー塗料使用を前提に書いてます。)

じゃぁL5でもいいんじゃね?と言われそうですけど、今後の保険みたいなもんでしょうか。
あと余裕のある圧のおかげで使用後の掃除早かったり、
塗料濃すぎた時に強引に吹けてたりなんて利点も。

数値的にはL5との差は0.03と微々たるものですが、これがなかなか体感では結構な差を感じます。
低圧域でのわずかな差ってのは侮れないなってのと、この部分クレオスうまいこと宣伝出来てないなと。

音は水槽用ポンプの親玉って感じでしょうか。
比較的耳障りになりにくい音質だと思います。

コンプと言えば振動が悩みの種ですが、こやつはかなり優秀。
でっかいゴムブロックの上にコンプが乗っかってる構造のおかげで、床へ振動がほぼ伝わらない。

L7自体は大変良くできたコンプで、
模型用途だとこれ以上の性能は必要ないと思えるぐらいなんですが、
この前書いたとおりセット品のレギュに弱点抱えてるので、
基本バラ買いを推奨したいのですが、バラ買いは割高なのが悩ましい。
強いて勧めるならレギュの弱点を補うグリップフィルタ付きのプラチナセットでしょうか。


塗装環境 その1
塗装環境 その2
脱クレオス製レギュレーターの勧め
併せてお読みください。

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